一語一会 文書版更新 【第25回】
- 敷島分会 天理教青年会
- 2021年11月1日
- 読了時間: 2分
今回のタイトルは
【陽気】
イニシャルK

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去年はコロナで始まりコロナで終わる年でありました。
今年はワクチン接種が始まりコロナの収束に向けた流れが始まっていることは確かですが
日本を含め世界中ではまだまだコロナが非常に流行っていると言えます。世間ではコロナの影響であちこちで色々なイベントが中止、自粛となっています。ワクチン接種が開始されたからといってイベントが問題なく開催されるようになるのはまだまだ先のことになるだろうと思います。
ところで最近では中止ではなく、様々なコロナ対策を行った上で実施する所が増えています。オンラインで行ったり、規模を縮小したり、とコロナだから中止、としてしまうのでなくコロナだけどやり方を工夫して皆に楽しんでもらおう、といった前向きな気持ちが感じられます。
天理教内でもそういった取り組みがなされているのを目にします。まだ世界ではコロナは終息したと言えず流行の真っただ中にいると言って差し支えなく、世間の皆さんの心にはどこか不安な部分がしこりの様に残っていると思います。
天理教の教えの一つにある「かしもの・かりもの」「心一つが我がの理」。
私たちが使っているこの身体は親神様から貸して頂いているものであり私たちから見れば借りているものであります。私たちは何かを借りたらそれを大切に扱い、また貸した人に感謝の念を抱きます。それは私たちの身体でも同じことが言えます。私たちがこの身体を貸して頂いていることの感謝の形として「陽気ぐらし」の実践というものがあります。
コロナの感染拡大の波が近いと家からあまり出ずにいるとなかなかマイナスな気持ちが心から出ていかないものです。まだまだ気を緩めることができない中で、世間やまた天理教で行っている様々なイベントは人々の不安を晴らす一助となってくれると思います。一人ではなかなか不安が晴れなくても皆が集まり助け合えば皆の心には不安な気持ちは無くなるでしょう。外で人と会うのにコロナ対策はまだ手放すことはできませんが、少しずつでも日常を取り戻し、また以前のような生活に戻れるよう一人一人が考え実行していければ、と思います。
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ありがとうございました。
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