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一語一会  文書版更新 【第28回】

更新日:2022年2月23日

今回のタイトルは

【子供を通しての気付き】


イニシャルY

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 2歳になってもほとんど言葉を発しない次男に対して、特に心配になることはなく、そのうちに話せるようになるだろうと思っていたが、何気なく見ていたテレビによって、その自信は不安に変わりました。そこには、発達障害のある子供とそのお母さんが映っていたが、その子の特徴や行動が次男のそれと似ているところが多々ありました。言葉が出ないのは発達障害が原因だったのかと、その時初めて次男の発達障害の可能性を疑いました。それからネットで発達障害について調べたり、YouTubeで関連動画を漁るように見ては、「もしかしたら違うかも」と安堵したり、「やっぱりそうなのかもしれない」と落胆しました。世の中に溢れる様々な情報に感情を乱される時期がしばらく続きました。しかし妻には、仮に次男が発達障害だとしても、それも個性の一つとして受け入れようと話をした。そうする事は、自身の不安を紛らわせ、冷静でいるために必要な事でもありました。


 そんな心配をする一方、保育園に通い、話せる言葉が増えた長男の乱暴な言葉遣い、またあまり使って欲しくない言葉を発する事にイライラしたり、怒ってしまうこともありました。早く言葉を発して欲しいと次男に思う一方で、成長の証として言葉が増えている長男に対して、もう少し口数を減らして欲しい、そんな相反する二つの希望を持つことに矛盾を感じることもありました。


 子供の言葉に関して悩んでいるときに、ふと自身の発する言葉について気付かされることがありました。それは何気なく発した言葉で周りの人を不快にさせ、不足を積ませていたことであります。自分では気付かなかったが、冷たく突き放す言葉や、時にはきつく相手を責めるような言い方になってしまうことが多々ありました。子供の言葉に関して悩んでいる時に、まさか自分の言葉が周りを不快にさせているなんて想像もつきませんでした。言葉ひとつで喜びや幸せを感じられ、逆に悲しくなったり嫌な気持ちになること、一言の言葉の重みを子供に関する悩みを通して改めて感じました。子供と楽しく会話できる日を楽しみに、日々の言葉遣い、心遣いを気を付ける毎日を過ごしています。

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ありがとうございました。

過去の一語一会文書版はこちらから


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